C'est la vie

なるようになるさ

ケミカルでも漢方薬でもない特効薬

看護師さんのホスピタリティに感動

 

医療の役割は決して「治癒・回復」だけではありません。ある意味、本当の特効薬はこの病院の看護師さん達のホスピタリティだった。

中央手術部の麻酔科の看護師さんにはこれからのアクションと手術が終わった後の状態をわかりやすく的確にお話しくださり手術室での恐怖心を取り払ってもらい安心して10時間の腹腔鏡下手術に挑めた。術後に病室まで様子を伺いに来てくれて予後を気遣ってくれた。彼女の大きな瞳が印象的。泌尿器科の看護師さんは排尿障害がどうして起こっているのか、キットの正しい使い方、これからどう向き合っていくのかなど優しく丁寧に説明してくれ不安な点を全部払拭してくださいました。臓器造影CT検査室の看護師さんはオープンな方でとても感じのいい同世代の方でした。この検査を行う意義と検査方法を説明してもらい造影剤が入ったらお酒を飲んだみたいに全身が温かくなって来ますよーと次にどんなことをして、どういう状況になり、どうすればいいのかを教えてくれたので彼女の指示通りに迷うことなく動くだけでスムーズに検査が出来ました。病棟の看護師さん達には患者が病気と向き合うことへの恐怖やこれから先の不安の中、思いやりを持って寄り添ってくれることで病気を受け入れる勇気と支えられて一緒に頑張れる献身的な看護により、心身ともに回復出来ました。改めて「医は仁術」を見せてくれる看護師さん達に、こころより尊敬と感謝の気持ち伝えたいと思います。ありがとうございました!

 

 

 

入院11日目(退院)

この上なき解放感!最高!!

朝はいつも通り病院内を歩いてスタバでコーヒーを買って病室に戻ると朝食だ。1日の水分摂取量が1リットルの制限がある中でお味噌汁かあ、具材だけ食べよう。あと牛乳は半分の100mlを飲む。

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看護師さんに痒みがあることを伝えて診てもらうと先生を呼んできますとのこと。おや?かぶれじゃないのか?すぐ先生が来て診てくれるとどうやら蕁麻疹のよう。塗り薬を処方して貰った。原因は何かしらのアレルギーだとしても抗アレルギー剤を毎晩飲んでるし、だとすると寝不足やストレスかねって。確かに就寝時の4時間縛りや外気に触れられないのが問題かもなと思いつつ、そのストレスとも今日でお別れです!さっさと荷物をまとめてリストバンドを外してもらう。この病気に対しての薬はなく、追加治療(放射線抗がん剤)の有無は次回の外来までに生検結果が出るのを待つ。1階の会計受付に下りると久しぶりにたくさんの人が右往左往してる。10日間、家族すら面会や立ち合いも出来ず、人との接触が禁止されていた。逆にいうと治療に集中することができ、じっくり自分と向き合う時間となことはすごく良かったと思う。ランチはロイヤルホストへ行った。揚げ物は最高!!幸せ〜♪お家に帰ると親友からお花が届いていた🌸みんなに支えられ私は生かされていることに感謝!ありがとうございます😊


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入院10日目(術後8日目)

退院計画書が届いた!

いつものように朝は1時間弱病院内を歩き、スタバでコーヒーを買って病室へ上がるとだいたい朝食の時間になる

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9時ごろ担当医が退院計画書を持って明日の退院と間欠自己導尿継続の告知があった。そうと決まれば帰宅の準備をしていると看護師さんが大きな紙袋を持って来てこれ1ヶ月分の導尿キットでーす。重いけど持って帰ってくださいねー、wowこの量を全部使い切るんだ?尿意が出現するまでの期間は、2カ月未満が約3割、1~2年までが4割弱で、ほぼ2年目までに7割弱の人は改善されますが、2年以上かかる人、いつまでも尿意を感じられない人も3割以上いるらしい😅焦っても仕方ないので淡々とやりすごそう。それでダメだったら仕方ないなあ。泌尿器科の看護師さんと面談して排尿記録から1日の水分摂取量1リットルで寝るまでは4時間置きのトイレで寝るときだけ6時間あけて起きたらすぐトイレ、当面この計画で行きましょうということになった。来週の外来に泌尿器科の予約と指導も入れてもらい安心した。

歩数:19630歩、最後のシャワーを浴びたあと左側の腰のあたりが痒くなり、かぶれたかな?窓際のベッドじゃないからまったく外気を感じることも出来ないので些かストレスを感じてるけど明日になれば解放だー!!


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入院9日目(術後7日目)

3時間おき?

身体から全て管が抜けた解放感が半端ない。あとは自己排尿をマスターすれば退院となるはず。朝から軽快に院内を歩く。今日1日のトータル18000歩。朝食前に採血あり。

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相変わらず尿意を感じ取れないのでこれまで時間を決めて排尿してもらっていたが午後から間欠自己導尿に切り替えるのでレクチャーをしてもらうことになった。とりあえずは3時間おきにおトイレに行くスケジュールになった。ふむ?これは24時間やり続けるってことよね?え?いつ寝るの?辛すぎよ。。。f:id:MAHiNA:20221011192928j:image


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入院8日目(術後6日目)

自己導尿の早期トレーニングの大切さ!

いよいよ退院へ向けての準備が始まる。朝食を抜き、バルーンカテーテルを看護師さんに抜いてもらい10:20 泌尿器科造影検査となる。しかしその前に喘息があるためまずは抗アレルギー剤を点滴した後、造影剤を投与し検査を行なわなければならなず再度点滴の針を入れるのに1時間格闘していました。やっとのことで検査が終わり結果は問題無し、一先ず安心して昼食をいただく。

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午後から排尿記録をつける。なぜ記録をつけるかというと私が受けた「広汎子宮全摘術」は、がんの根治術として確立している術式ですが、子宮だけを切除する単純子宮全摘術に比べて、子宮の周りの組織を広範囲に切除するため、排尿に関わる神経等に大なり小なり影響し、排尿トラブルにつながりやすいそうです。私の場合は尿意がない状態。排尿の状態と水分摂取量を記録しデータを分析することで膀胱の働きを評価していきます。このような手術後の排尿トラブルをかかえているのは、自分だけではなく多くの人が経験していることを知り、適切なケアの方法を心得ておくと不安も和らぎます。改善の助けにもなりますし、日常生活にはそれほど影響なく、過ごせると思います。歩数: 12859歩(iPhone のヘルスケアを使用)前日まで左手に点滴の針が刺さっていたので点滴棒を右手で押して歩行してた。スマホはバックに入れその点滴棒にぶら下げてたのでどうやら歩数のカウントがちゃんとされていなかったことに今更気付く😅タオル圧迫のお陰で下腹部・外陰部のむくみも良くなった

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入院7日目(術後5日目)

下腹部・外陰部のむくみピーク!

傷口は全部で5カ所

出血もなく順調に回復中

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朝、採血と抗生剤の点滴。血尿はだいぶ良くなった。

7:00にスターバックスへコーヒーを買いに行き8:00からの朝食と共に。パンはほんのり温めてあり美味しかった

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採血の結果後、点滴の針が取れた!!久しぶりに両手を使ってシャンプー出来る喜び幸せだ〜

当たり前が当たり前じゃなくなった時、困ったし不便だと感じたけど現実を受け入れ、いま何が出来るのか、どこまでなら出来るのか、出来ないことは諦めたり、工夫してなんとかやってみたり、たった6日間だったのに知らない自分を発見出来たと思う。そんなことを考えてたら急に涙が溢れて来てシャワー室で泣いた。何年かぶりに泣いた。これまで家族、友人、同僚に支えてもらいながら生きてこれたことへの感謝とその存在のありがたさ、大切さに気づくことができた。


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入院6日目(術後4日目)

抗生剤点滴:朝9時と21時

朝食はパンで嬉しい!

ベッド周りの配置換えをして動線を効率よくしましたー!

夜寝ていると骨盤周りが異常に張ってる感じと左脚太ももに痺れをわずかに感じた

主治医から外陰部にむくみが現れてくるが一過性なので問題ありませんと事前に聞いていたので落ち着いて観察してみることにした

歩数:8350歩


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