C'est la vie

なるようになるさ

ワクチンと検診で子宮頚がん予防

子宮頸がんは、子宮の入り口にできる「がん」のことです。国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」によると日本では毎年10,000人以上の女性が子宮頸がんと診断されています。
また、年間約2,900人の命が子宮頸がんで奪われています。未来を守るために、今からできることをしていこう。保護者のみならず接種や受診する本人も共に正しい知識を持ち、理解して自分の意思で判断することが大切!子宮頸がんを予防するためには「定期接種の対象年齢小学校6年〜高校1年相当の女子に対してHPVワクチンを接種し、20歳になったら2年に一度検診を受ける」という一連の流れが非常に重要。またHPVは女性の子宮頸がんだけではなく、男性自身のがんリスクも無視できない。尖圭(せんけい)コンジローマなどの性感染症や、咽頭がん、陰茎がん、肛門がんなど、男性もさまざまな病気を発症する可能性がある。男性の接種適性年齢は女性と同様で男性は4価のHPVワクチンを有料で接種することが可能ですが、全額自費のため3回接種には5万円ほどの費用がかかる。HPVワクチンは長い人生の健康維持の中でいえば、ごく一部の問題だと思うかもしれない。しかし男性、女性に関わらず子どもを授かることや、命を守ることに関わる重大な病気でそのことをひとりでも多くのかたに理解していただくことが、確かな一歩に繋がるはずだと思う。起こってはならない悲劇を防ぎたい!

公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会https://jsgo.or.jp

厚生労働省 予防接種情報 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト

https://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000049.html

MSD製薬 子宮頚がん予防情報サイト

https://www.shikyukeigan-yobo.jp